ミガワリさんの汎用ブログ

結局汎用的なことに使うことにしました

構築紹介 ニセコイ[白黒フェスタ2015トリオ使用]

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少し遅くなりましたが、白黒フェスタ2015トリオで使用したニセコイの紹介をします。
個人の成績は4-0と十分満足のいく結果だったのと、今後自分は今週末発売されるToloveるに全エネルギーを注ぐことになるので、節目ということでもあります。
フルパワー時代ではありますが、以前書いたレシピと比較するような記述もあるので、こちらも併用して見ていただければ少しではありますが、分かりやすいかもしれません。



1.デッキレシピ

レベル0 17枚
意外な一面 千棘 4
浴衣の千棘 3
水着の万里花 4
登下校 楽 2
ちび万里花 2
ちび小咲 1
積極的な女の子 万里花 1


レベル1 15枚
週末のデート 千棘 3
首をかしげる万里花 3
修羅場な万里花 2
約束の言葉 千棘 2
最高のステージへ 小咲 1
約束のペンダント(黄色) 4

レベル2 3枚
お化け役の千棘 2
ニセモノの恋!?小咲 1

レベル3 7
乙女心 万里花 1
乙女心 小咲 3
深まる友情 千棘 3

クライマックス 8枚
10年間の想い 4
アドリブ 4



2.概要

フルパワー時の自分のニセコイは放課後デート小咲を運用することで、点貫通のケアを行っていましたが、今回のニセコイは事前に貫通しない動きを意識して構築及び立ち回りを組み立てています。
前回のニセコイのテーマは手札のCXをキャラに変換する点と山の高速回転でしたが、今回は手札のCXの変換という点は控えめになっており、トップチェックによる山操作がデッキの大きなテーマになっています。



2-1.トップチェックによる山操作
最初に書いた通りこれが今回の構築の最大のテーマとなっています。
このデッキでは山をチェックするカードとして、ちび万里花2枚、収録中万里花1枚、CXで止まるという点でいえばコンソールテキストを持った1相殺3枚も含みかなり多めになっています。
これは、赤青黄色のニセコイは、3帯になってからの持続力が青t赤GF艦これと比べて低めであり、悪いCXの噛み方や少ない戻り数をしてしまった際のケアをするシステムに疎い点が大きな要因となっています。
特にニセコイのトップチェックシステムは山から控えに落とすことが可能であり、ボトムにあるCXも戻すことが可能であり、この構築は滅多なことでは6枚以下の戻りになることがならないようにできています。
また、このシステムを多めに採用することで風やソウル+2トリガーなど噛んだときの影響度が大きいCXをメインフェイズに確定させることも可能であり、この構築では置きストブが4枚採用されていますが、小咲や万里花で踏んで過剰点数になることを回避することも可能になっています。



2-2.マリガンプランの変更と0帯のハンドアンコールによる手札管理

今まで自分が使っていたニセコイは、修羅場が大量に採用されていたり、このブログにはレシピは載せていませんが過去に赤ペンダントベースを使っていた関係でマリガンを修羅場と扉のみ及び赤ペンダントのみ残して後は0だけでいいという簡単なマリガンできるような構築になっていました。
しかし、今回は控えから回収できない黄色ベース且1相殺も手札に残しておく動きが要求されたため、浴衣及び楽によるハンドアンコールを駆使して可能な限り少ないレベル0のキャラだけでやり過ごせるように構築しています。
これにより、1に上がった後始めから多面的に相殺を並べることが可能であり、艦これや青t赤GF等のニセコイではパワーで勝ちにくいタイトル相手にも一方的にボード制圧されにくくなります。



3.個別解説



レベル0



意外な一面 千棘
※移動相殺
現行のニセコイのレベル0の中で最も分かりやすいパワーをしたカードです。
基本的な採用理由は前回書いたニセコイの項と被るので省略としますが、今回は先行を取った場合は点レース負けしないように可能な限りドローゴーせずに攻撃を入れる方針となった為、より重要性が上がりました。



浴衣の千棘
※浴衣
通称作戦会議互換なんて言われてる35アンコールキャラです。
今回は、あまり修羅場に頼らない立ち回りを行う関係で、今までより手札にキープするレベル1キャラの数が増えた関係上不要な上位レベルキャラを疑似的にレベル0キャラに変換できるこのテキストの重要性が上がりました。
0帯で1枚は引き込みたいので2枚では少ないが、1以降で最も腐るカードなので4では過剰だと判断して3枚採用。



水着の万里花
※集中万里花
個人的にニセコイのレベル0の中で最も全レベル帯で腐らない最高の汎用性を持つカードだと思っています。
今回、修羅場に頼らない方針である関係で集中によるアドバンテージ取得がとても重要になりました。
その関係で、今まで以上に0帯では可能な限り温存して戦闘に送り出さないように動ことが増え、それこそ楽採用前ですらダイレクトボード込の2パンを行う際このカードではなくナツイロを送りこむほどでした。
しかし、このカードは0帯でも戦闘を行うことが可能であり、キープする立ち回りを行った上でも戦闘に送り出す必要が出てくるケースがあります。
その関係で、今まで自分が採用枚数の主流とした3枚では不足すると判断して、4枚全力投入となりました。



登下校 楽
※楽
個人的にニセコイの追加ブースター中で最も高い評価をしています。
水着の万里花の項で記載した通り、現行の構築では0キャラは集中万里花を可能な限りキープする立ち回りを行っている関係で、本来後列に配置するキャラでも0帯の戦闘に送り込むことがあります。
そして、このカードは後列向けの特徴パンプキャラでありながらハンドアンコールを有している為、0帯で攻撃数を稼ぐために前列で戦ったのち、後列に戻る動きを実現することができます。
勿論このハンドアンコールで維持するという行為自体も、浴衣と同じく1キャラを多く残すマリガンプランの難易度を下げることにも貢献しています。
また、ナツイロ互換では実現できなかったパワー4000の浴衣を維持して2パンという動きも可能です。
応用としては、1帯に入ったのち後列千棘と入れ替える形でこのカードを前に出し、集中を行い次のターンハンドアンコールで返ってきた楽と集中万里花を入れ替えて綺麗なボードを作るといった動きもできます。
前列に出してもアンコールで維持することができる点と、元々青いカードが入っていた枠に黄色いカードが入ってきた点も含めて2枚採用としました。



ちび万里花
※ちび万里花
1コスト支払型のペンダント回収カードで、これらの互換はニセコイでは貴重な0帯の1コストで1枚のアドバンテージを確定で獲得できる手段でもあります。
ペンダント回収互換は、黄色ベースの場合、1帯にペンダントに依存しているカードが多く存在していること、後攻で2パン以上した後のリソース取り戻し手段が欲しいこと、高松互換の万里花の万里花等2コストを支払ってそれを実現するカードはコスト面では厳しいという点で3枚以上欲しいと考えており、今回はトータルで3枚採用しました。
その中でちび万里花を多めに選択した理由は概要の項で書いたとおり、このデッキ自体がトップチェックによる操作をコンセプトとしている点であり、収録中万里花と違ってマストタイミングまでキープせずに投げやすいこのカードはその中核にあるといってもいいでしょう。
ペンダントの回収が不要になった後半でも、トップチェックを行うためだけにサーチしてくることもあります。
本当は全てちび万里花がよかったのですが、楽が入ってきて青ナツイロを削ってしまった関係で色調整で1枚だけちび小咲にした為、2枚採用としました。



ちび小咲
※ちび小咲
ちび万里花の項で書いたとおりこのカードが入ってきた最大の理由は青を補うための色調整です。
一応一般的なニセコイよりも0の後列用カードが少ない為、その役割を担うことも可能です。



積極的な女の子 万里花
※収録中万里花
収録中テキストによる手札管理、このデッキ唯一のメインフェイズ控え回収、そしてデッキコンセプトであるトップチェックテキスト内蔵と全てにおいて文句なしのカードです。
前回公開したニセコイはこれらのカードで吐き出す前提である宝門採用の構成でしたが、今回は8枚すべてが手札から直接使うことで利益を得やすい修羅場対応扉&置きストブの構成なのでCX管理という観点は前に比べれば保険の意味合いが強くなりました。
ただし、今回は赤ペンダントすら不採用となり必要なカードをマストタイミングで回収することの重要性が上がった為、このカードを投げるタイミングは重要になりました。
といっても試合中回収のテキストを使うのは本当に1回きりであることも多い為、1枚のみの採用としました。



レベル1



週末のデート 千棘
最高のステージへ 小咲
※デート千棘
※1カウンター
この2枚に関しては、同時に解説する必要があるため、2枚同時の説明となります。
デート千棘は鍵の1-0の中で最も手軽に6500出力が出る1-0キャラですが、カードを拾うシステムとパンプを両方持った特徴パンプキャラを持っているわけでもなく、片方は集中が常駐するように今回は作ってある為、艦これや青t赤GFみたいにパワーによる制圧を相手に押し付けることがそこまで得意ではありません。
なので、マリガンでもキープしておく優先度はそこまで高いわけではなく1帯で面を埋めるキャラが修羅場と1相殺が主となるわけですが、黄色1色発生したパターンではこのカードと1カウンターのセットの重要性が上がってきます。
というのも、ニセコイは修羅場&扉を握れていないときにやむを得ず行う黄色1色発生パターンが1の上がり方として最も弱い動きとなるのですが、ここでただデート千棘を並べるだけだと平均パワーの高い今の環境では1帯でパワーによる面制圧が並程度しかできないニセコイでは艦これGF(青t赤でも花火等を考慮すると踏まれる)などに踏まれるだけになってしまいます。
そこで、黄色1色発生した場合、週末デートを運用する上でペンダントでサーチして相手に見せてもいいので、1カウンターと並行して運用することで艦これや青t赤GFの攻撃を1面カウンターで返すことができ、次ターンにシステムキャラを通す余裕ができます。
デート千棘に関しては、6500キャラのボード制圧をする動きに拘っていないことや、デッキ枠の関係で4枚目の優先度が50番目以降になってしまった為、今回は3枚採用としました。



首をかしげる万里花
※1相殺
前回公開したニセコイは修羅場と週末デートが1帯の主力でしたが、今回のニセコイは1相殺が1帯の主力になっています。
これも、艦これや青t赤GFが7500以上の盤面を多面的に出す難易度を極端に下げていることが要因であり、修羅場な万里花を通すことが難しくなったことが原因となります。
修羅場がメインの時の構築時は、マリガン時に1相殺も全て捨てて必要に応じて修羅場で取り戻していましたが、今回はマリガンの段階では切らずにキープしておく動きに変更になりました。
1相殺が増えたことで、1週目のペンダントコンソール集中という高品質集中もより確実になり、1リフを目指す傾向がより強くなってます。メインになったとは言え、赤1色発生では強くないカードである点と、アイマスなどの一部相殺が全く効かないタイトルが存在する等の関係で枚数は3枚としました。



修羅場な万里花
※修羅場
自分は、今までこのカードに絶大な信頼を置いていましたが、1相殺の項目で書いたように初風持ち&ボードが上がった艦これと返しのパワーが極端に高い青t赤GFの影響でこのカードはとても使いにくい状況にあります。
今まではデッキ内に3枚採用し、その中の2枚をサーチして対応でアド稼ぎ&手札整理を同時に行う動きを主流としていましたが、今回はとてもそれができる状況ではない為、2枚中1枚を拾って手札損失がない扉を打ちながら最低限の手札管理を行うというポジショニングにコンセプト変更をするしかなくなりました。
それでも、最初のマリガンではキープ対象になっているカードであり、ニセコイの回収力なら山にさえ残っていれば2枚中2枚拾うこと自体もそこまで難しくはない為、黄GFや魔法とあるなどの返しのパワーが低いタイトル相手には旧コンセプト通りの効力を発揮します。



約束の言葉 千棘
※パンプ千棘
今まで、自分が使用してきたニセコイは極端なボードを制圧をしてこなかった関係で、このカードを採用することがほとんどなかったですが、今回のニセコイはボードととることもきっちり考える必要があるため採用しました。
楽と合わせて補正値1000~1500、1000修正小咲と合わせて補正値1500~2000と1キャラに対しても3キャラに対しても綺麗な補正値を乗せることができて重要なカードなのですが、マリガンやセットドローでは切り捨てることが多く、後から使う際にデッキにもう1枚残ってもらう必要がある為、2枚採用としました。



約束のペンダント(黄色)
※ペンダント
前回は黄色3赤1のバランスでしたが、今回は全て黄色で固めました。
理由は下記の3つとなります。
・ニタモノ→ちびの変更により捨てたペンダントを拾うにはコストがかかる為、使い分けが多少面倒になった。
今まではニタモノ楽の関係で自由に控えのペンダントさわりに行けましたが、ちびの回収ギミックはコスト要求されるため、器用に回収することがコスト次第ということになりました。とくに集中まで到達するには3コストかかってしまう為、山から引いたペンダントで完結しやすくすることが重要になりました。
・赤ペンダントからスタートした際に1リフ失敗後疑似リフという逃げ道がなくなった。
フルパワー時代は赤ペンダントしか手札に来ずに、赤ペンダントスタートを強いられてしまっても疑似リフで切り返すことができたのですが、疑似リフが選抜カードになってしまった以上それをすることができなくなってしまいました。赤で運用する以上現行では放課後デート小咲を使うなど厚い山を瞬間的に解決する違うルートが必要になり、そのギミックもなく3で回復しながら粘り強く戦う能力が低い赤青黄で回転が遅いアクションしてしまうことは死活行為なので全て黄色になりました。
・トップチェックギミックと3枚目以降のペンダントの相性が良い、
1週目でトップチェックした際は集中でさっさと流して山を終わらせるのが強い行動となりますが、きっちり薄い山を作った2週目ではそのアクションを取り山のCXを減らしてしまうことが必ず強い行為であるとは限りません。そこで、そのタイミングでペンダントを打ちシャッフルを行うことで、山にCXを残した上でトップCXを回避することができます。



レベル2



お化け役の千棘
※美夏
運用方法はリリース直後と変わらず相手の万里花からのエスケープ、自分の万里花の餌残し、メタカウンターとしての運用ですが今回はボードを固める気質が強いことで通常のカウンターとしての運用も強くなってきました。
特に今回は上位応援として1000修正小咲を採用している為、きっちり握るという点でもこのカウンターは重要になってきました。



ニセモノの恋!?小咲
※1000修正小咲
今回は上位応援枠としてニセコイ1弾のみのプール中で最もボードを固めることに特化したカードである1000修正小咲を採用しました。
1弾のみという記述は追加されたエクストラブースターで対抗馬といえる2000応援の千棘が登場し、現行の採用率も後者の方が高い傾向にあります。
この2枚はどちらにもいい点が違うところにあり、まずは両方のメリットから記載していくことにします。
2000応援のメリット
単純な補正数値が高い(起動修正をつけずに起動修正後の1000修正小咲と同等の出力で且起動でさらに伸びる)
1000修正のメリット
2000応援では届かない両端に補正を乗せることができる/下位レベルキャラにも補正が乗る/2-0の赤青2色発生時でも乙女心小咲から出すことができる
1000補正のメリットがやたらいっぱい書かれてて2000応援のメリットが対して書かれてないように見えますが、2000応援はこの単純なパワー自体が本当に大きな意味を持ったカードなので、これ一つで1000修正の複数個のメリットに並び立つことができると思っています。
しかし、自分が実際に採用したのは1000修正でありこの中で特に決定的だったのが下位レベルにも補正が乗ることです。
特にこのメリットが顕著に出てくるのが艦これ相手であり、2000応援に張り替えた際に前に出た集中万里花が相手の0キャラを割れるかどうかはこの補正で変わってきて、デート千棘が相手の大鯨に殴り勝てるか否かも変わってくることが多いです。
このニセコイは他のニセコイに比べて特徴パンプが多めに採用してある為、結果的に2000応援しか乗っていない相手の3キャラと同等かそれ以上のパワーで返り討ちにすることも現実的に可能であり、特徴パンプによるパワーを積み重ねて全体的にボードを固めるように組む際は1000修正小咲の方が向いてると判断しました。
(上記の判断は実際に上記構築を2000応援に差し替えた上で試した後に結論を出しました)。



レベル3



乙女心 万里花
※乙女心万里花
1枚になっても他のタイトルの詰めカード複数枚分と同等の力を持った相変わらず最強クラスの詰めカードです。
しかし、今の環境はレベル3でパワー制圧した上で持続力の高いタイトルがニセコイ環境より増えている為、やはり出すならば次ターンはないという状況か必ず決めることができるという状況で出すのがよりベストになっていると思っています。
今回は、構築全体でパワーを上げるギミックが多いため、乙女心万里花で特定の相手を踏みに行く流れもその関係で自然にやりやすくなっています。



乙女心 小咲
※乙女心小咲
前回はニタモノがいたからこその本来なら無謀な4色によって放課後デートとの使い分けを行っていましたが、今回は3色で乙女心小咲1本化している
ので、前回より多めの採用になっています。
といっても過去に4枚採用を試して4枚目が腐ることが多かったため、採用は3枚で抑えています。
このカードを運用する際、拾うカードと一度に展開する枚数はよく考える必要があり、多面自体は状況自体で強いことも多いのですが、下手したらストックを溶かしたまま3まで貫通してそのまま負けるケースも存在します。
今回は、拾ってくるカードと展開枚数の基準も合わせて書いていこうと思います。
・ストックによる展開基準
原則的にターン終了時にストックが4枚未満になるような多面展開は避けるようにしており理想は美夏のメタテキストを使った後でも2ストック余るストック5枚エンドです。
ただし、1リフした直後に2-4~2-5まで一気に貫通して山のCX密度が極端に高くクロックドローのリスクが高い且返しでほぼ全てキャンセルされるような状況であるならばストック全溶かしの展開を行う際もあります。
・タイトルによっては問答無用で多面展開する
主な対象が三隈採用の艦これ、リライト、アイマス、ステンノライダーのfate等1相殺で誤魔化しが効かず1帯で完全にボード負けする可能性が高い相手となります。
これらの相手の場合は乙女心小咲を使わないとボード勝ちしてる局面を全く作ることができず、メタカウンターを持っていない&持っていても現実的なスペックではないタイトルが多い為、ストック面を二の次にして多面展開することが有効になることが多いです。
・乙女心小咲で拾ってくるカード
自分の中で最も拾う優先度の高いカードは回復千棘だと思っています。これは、後に回復千棘の項でも記載しますが、今このカードの重要性がニセコイ中でとても高いと自分が思っている点と、貫通して3-1まで上がってもとりあえず回復する選択肢を作れることが重要であることが多いからです。
次に来るのがデッキ内に1枚しかない乙女心万里花、攻防一体の美夏、2枚目以降の乙女心小咲といった具合に優先度が続いています。
この優先度も既に持っているか否かや山の状態でも変化し、例えば山の密度がかなり高い状態で2帯が続く可能性が高い場合は、2回目以降の小咲の優先順位が上がったりします。



深まる友情 千棘
※回復千棘
乙女心小咲の項でも少し触れましたが、今自分の中で一番重要なニセコイのレベル3カードだと思っています。
回復も勿論そうなのですが、ニセコイの鍵のプールの中で唯一単騎で12000まで自力で到達できる上に、1000修正や2000応援の起動補正込の全補正を合わせるとパワーが14000~15000、さらに水着の万里花の補正も加えれば16000以上と艦これや青t赤GFの高いパワーの壁を突破することが可能になれる上に、トップ盛りで点数有利及びアンコール封じすべてを行うことが可能だからです。
青t赤GFや艦これがこのパワーで壁を作っているときは防御に回っているときが多く、回復千棘は自分自身が回復という逃げの性能を持った上で突破することが可能である為、対抗札としてはとにかくすべてが噛み合っています。
世間では2枚で止めてる構築も多いですが、自分は3枚中2枚拾うイメージで行きたかったため、3枚採用としました。



クライマックス



10年間の想い
※扉
ニセコイの扉は扉自体が強いというより修羅場が強いから採用されているというイメージを自分は持っています。
ニセコイは以前より1帯で艦これにボード負けしやすくなった関係で、扉が初風に引っかかる点が気になりやすくなりましたが、修羅場対応の控え回収によるハンド整理と点数取りはこのタイトルにとってとても重要な動きなので外すことはできませんでした(というか一時期扉抜きのニセコイも試してましたが、全て失敗に終わりました)。



アドリブ
※置きストブ
今まで散々自分が嫌っていたニセコイのソウル+2トリガーの採用でしたが、とうとう今回はストブを採用することになりました。
ストブ採用に踏みきった一番の要因は艦これと青t赤GF相手には必ず1000修正小咲を出すというルールを決めたことにあります。
今までニセコイを普通に運用した場合、大体小咲を出す直前に2枚目のペンダント打ちだし→小咲早出しの動きを4ストック時に行うことが多く、ここで上位応援を出さなければ終了時4ストック維持は可能ですが、ここで上位応援を出すと3ストックエンドになります。
しかし、上位応援はここで同時併用したいパターンも多く、そのためには足りない1ストックを置きストブで補う必要があった為、採用に踏み切りました。
ソウル+2事故に関しては、この構築がもともと持っていたトップチェックによる噛み方の操作で現実的に回避可能であった点も追い風でした。
2枚を青ゲートにする構築の方が世間では一般的ですが、この構築は1週目では基本的に置きストブは打たずに扉と修羅場で立ち回り、2週目で置きストブを打つ動きをイメージしている為、2週目で単純に上から置きストブを素引きできるように置きストブのみを4枚採用しました。




4.ニセコイの今後
・相変わらず艦これやGFとボード取り合戦をする戦いを強いられることにはなると思いますが、まさに先日公開されたToloveるの初風のメタテキストを持った美柑の登場によりToloveる変身家事も対抗馬としてみないといけなくなりました。
特に、ニセコイは現行の上位タイトル中で最も初風テキストの影響が大きいタイトルなので無視はできない上に、ダークネス計画というきっちりとしたダメージ無効カードももっている為、万里花からの逃げ道も確保しています。
まだToloveるの全プールが見えていない部分もありますが、艦これGFと比べてボードを取る力は若干低めに見えるのと、早出しに対する対抗策が変身家事中だと風しか見えていないのでそういう意味では艦これと比べれば多少は楽かもしれません。
こんなこと書いておきながら自分自身はToloveるを死ぬ気で回す側の人間だったりもしますし、恐らくニセコイ自体の構築に大きな変化を求められることは少ないでしょうが、出会った時の立ち回りはきっちり覚えておく必要がありそうです。